ビジネスマンにおすすめのノート術|メモの魔力を実践してみた

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こんにちは、たっきーです!

本日は『』(前田 裕二 著)を紹介します。

メモ術を極めて仕事の効率を上げたい!

あなたのそんな悩みを解決します。

この記事を読んでわかること

著者の前田裕二氏は、仮想ライブ空間SHOWROOMを運営し注目を集める若手起業家です。
本書は、2019年上半期におけるビジネス書のベストセラー1位を記録しています。

それでは、早速いきましょう!

目次

メモの魔力|アイデアを生み出すメモの書き方

本書で紹介されたメモの書き方がこちら。

メモの書き方(①日付、タイトル、②標語、③ファクト、④抽象化、⑤転用)
STEP
線で5つのエリアに分割する

ノートは見開きで使用する。左ページの上部に日付やタイトルを書いたら、ノートを縦に4分割しそれぞれ「標語」「ファクト」「抽象化」「転用」エリアに分ける。

「標語」にはキーセンテンス(要は何の話か?)を書き込み、後で見返すときに使用する。

STEP
「ファクト」には客観的な事実を書く

会議中の会話の内容や、日常で自分の琴線に触れたもの、なんでもよい。

本書の例:「大阪でチラシと一緒にアメを配ったら、東京の3倍効果があった」

STEP
「抽象化」には気づきや法則を書く

クリエイティビティが発揮される箇所。
ファクトから発展した、より深く知的創造につながるような事柄を書く。

本書の例:「大阪人は東京人よりも、直接的で目に見えるメリットの訴求に弱い」

STEP
「転用」には具体的なアクションを書く

抽象化した気づきから、日々の行動につなげる具体的アクションを書き込む。

本書の例:「仮想ライブ空間で地域別の利用動向データを調べてみる」 結果を新たなファクトへ書き込む

なぜアイデアを生み出せるのか?

(答え)具体 → 抽象 → 具体のステップを踏んでいるから

電球

本書のメモ術は、「ファクト 抽象化 転用」の過程で「具体 抽象 具体のステップを踏んでいます。

これは以前紹介した書籍「」に書かれた「知の発展モデル」です。

たっきー

知識の発展には質的拡大が必要であり、質的拡大とは具体→抽象→具体というステップを踏むという内容でした。

前田氏のメモ術はこのステップを体系化しており、書き込むだけで抽象化と具体化を行き来できる仕組みになっています。

客観的視点からの事象(具体)から重要なエッセンスを抜き出し(抽象)、まったく異なるジャンルへと転用していく(具体)。1の学びを多方向に転用することを可能とした、まさに「1を聞いて10を知る」を体現するメモ術といえます。

メモから得られる5つのスキル

ビジネスシーンではメモをとる機会が多くありますが、その場限りの記録のメモになりがちです。
しかし知的生産に活用すればメモからは次の5つのスキルを得ることができます。

メモから得られる5つのスキル
  1. アイデアを生み出せるようになる
  2. 情報を「素通り」しなくなる
  3. 相手の「より深い話」を聞き出せる
  4. 話の骨組みがわかるようになる
  5. 曖昧な感覚や概念を言葉にできるようになる

『情報を「素通り」しなくなる』ことは、ありふれた日常から新しいアイデアを見つけ出すことにつながります。

また『話の骨組みがわかるようになる』とは、以前紹介した「構造思考」そのものですし、ビジネスシーンでは曖昧な文章はトラブルのもとですので『言葉にできること』は大切です。

つまりこれらのスキルは、ビジネスパーソンとしての基礎力を底上げすることにつながるのです。

メモを取ることの具体的なメリット

本書で紹介されるメモ術とは、「記録としてのメモ」だけに留まらない「知識生産のためのメモ」です。
そのため思考を深める必要のある自己分析と相性がよく、就活や転職の機会にも活かすことができます。

前田氏も約1000問の疑問に回答することで、自分を知ることができたと本書で語っています。

「自分を知るための1000問」はこちらで無料公開中

メモ術の実践編(悩みが解決しました)

最近の悩みがメモ術をつかったら一瞬で解決しました!

実践した感想
  • 漠然とした悩みが、具体的なアクションプランにつながったことで行動改善できた
  • 自分の頭のスペックに頼らずとも、書くことで考えが整理できる(まとまってくる)ことに気づけた
  • ノートに金具があると が書きにくい(泣)
たっきー

個人的な悩みで恐縮です!(汗)
ビジネスパーソンならば、もっと活用方法が広がりそうですね!

「メモの魔力」の要約ノートはこちら

メモ関連で、要約ノートを公開します。

すぐに実践できる本でしたので、おすすめです!ぜひ読んでみてください。

今回ご紹介した書籍はこちら

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