こんにちは、たっきーです!
たきログは、若手のビジネスパーソンに向けて、本の学びと知識を共有しています。
本日は、前回に引き続き、『33歳、仮想通貨でFIREした僕の投資法』(フジマナ 著)の紹介です。
前編はこちら
- 『33歳、仮想通貨でFIREした僕の投資法』の要約と所感
- 仮想通貨の基礎知識(→前編)
- 仮想通貨の始め方
- 仮想通貨でFIREを目指す方法
それでは、早速いきましょう!
仮想通貨を始めるために必要なもの
仮想通貨の取引を始めるには、あなたの所有している円を仮想通貨に換えるために仮想通貨取引所での口座開設、そして仮想通貨専用の財布「ウォレット」の2つが必要になります。
① 仮想通貨取引所の口座開設
まずは、仮想通貨取引所における注意点を解説します。
取引所と販売所の違い
仮想通貨取引所で仮想通貨を購入・売却する際には、「取引所」と「販売所」の2つの場所があります。
- 取引所
-
「個人間」で売買するための場所。取引が成立した時の価格が、その仮想通貨の価格となる。
- 販売所
-
販売所が個人に対して仮想通貨を売買する場所。価格は販売所が決める。
一般的に、販売所は価格が割高に設定されているケースが多いため、
仮想通貨の売買は「取引所」で行うことをおすすめします!
仮想通貨取引所を選ぶポイント
仮想通貨取引所は、国内と海外の2択があります。
フジマナさんは、日本と海外の両方の取引所での口座開設をおすすめしています。
なお、海外の仮想通貨取引所のメリット・デメリットは、下記のとおりです。
海外取引所のメリット
- 手数料が安い
(海外の方がスプレッドが狭い) - 仮想通貨の種類が豊富
- かけられるレバレッジが高い
(日本2倍、海外100倍など) - ゼロカットシステムがある
(借金を負わずに済む)
海外取引所のデメリット
- 国内取引所と比較して
詐欺やハッキングが多い - 海外の法律が適用されることがある
- 日本語表記がない場合がある
- 日本円の入金に時間がかかる
なお、国内の取引所を開設する場合は「暗号資産交換業者」として登録されているか(金融庁が管轄)を確認しましょう。
フジマナさんおすすめの仮想通貨取引所
以上を踏まえて、フジマナさんがおすすめしている仮想通貨取引所を紹介します。
国内
- bitbank(ビットバンク)
- 国内1位の仮想通貨取引量料を誇る取引所
- Coincheck(コインチェック)
- 流出事件以降のセキュリティ強化で信用度アップ
海外
- Binance(バイナンス)
- 世界最大手仮想通貨取引所
- BYBIT(バイビット)
- 高いレバレッジをかけることが可能な取引所
BYBIT(バイビット)の口座登録はこちら
私もBYBIT(バイビット)を愛用しています!
日本人の利用者も多く、与沢翼さんや三崎優太さん(青汁王子)などの大物インフルエンサーが利用されていることが決め手でした。
\ 日本語に対応しています! /
② ウォレット
仮想通貨専用のお財布。
ウォレットには、送金時に使用するアドレスが紐づけられている。
1つのウォレットに対して複数のアドレスが存在するため、送金時にはアドレスを間違えないように十分留意が必要。(入金と出金ではアドレスは異なる、また通貨によっても異なる、など)
また、ウォレットはホットウォレット(インターネットとつながっている)とコールドウォレット(インターネットから切り離されている)の2つに分けられます。
短期トレードや少額投資であればホットウォレットで問題ありませんが、ハッキングのリスクは常に念頭に置いておきましょう。理由は、万が一ハッキングされたときに仮想通貨の被害が補償されないためです。
仮想通貨を数年単位で長期保有する場合は、コールドウォレットの導入も検討しましょう!
仮想通貨でFIREを実現するためにすべきこと
投資戦略を決める
仮想通貨に限らず、資産を保有する前に投資戦略を決めておくことは大変重要です。
- 投資
- ある対象の将来性に期待して買って利益を得ること
- ある対象の将来性に期待して買って利益を得ること
- トレード
- ある対象の将来性に関わりなく、売買により差益を得ること
両者を分ける意味で、「長期投資」「短期トレード」と呼ぶ
「長期投資と短期トレードのどちらが自分に向いているか?」の視点は、仮想通貨を保有した後も意識すべきことです。
ちなみにフジマナさんは長期投資としてBTCやETHを保有しながら、短期トレードでも利益を得ています。
チャート分析とファンダメンタル分析を学ぶ
仮想通貨の分析には大きく分けて、『テクニカル分析』と『ファンダメンタルズ分析』があります。
- テクニカル分析 : チャートを分析すること
- ファンダメンタルズ分析 : チャートの外、現実社会で起きている出来事やニュースを元に分析すること
テクニカル分析
チャートとは、株式、為替、仮想通貨などすべてに共通する、過去の値動きを示したグラフのことです。〜投資やトレードは、チャートとは切っても切れない関係にあります。なぜなら、チャートには、取引に必要なほとんどの情報が織り込まれているからです。
仮想通貨のチャート分析はFXとほぼ同じ考え方で学べるので、FX入門書などを一読されるとよいかと思います。
なお、本書でもテクニカル分析の基礎であるローソク足分析や、フォーメーション分析・インジケーター分析などが学べますよ!
たっきーの所感
なにごとも、「自分は理解している」という認識ほど、危険な罠はないです。
本書は「仮想通貨のことについては、おおむね理解している」という方に、ぜひ読んでいただきたい一冊です。
Web3.0や仮想通貨は、言ってもまだ歴史は浅い。浅い歴史から「共通項」を見つけることは容易ではありません。
仮想通貨であなたの資産という樹木を育てるためには、最新の情報で葉を増やす前に、幹を太くしておくことこそ重要度の高いタスクでといえるでしょう。本書は間違いなく、幹を太くしてくれる本です。
私が感じる仮想通貨投資のデメリットとしては、株や為替と比較して頻繁に市場を確認する必要があることです。
そのため、時間を取られたくない人やチャートに縛られたくない人には、あまりおすすめできません。
また、脅すつもりはないのですが、仮想通貨では99%下落なんてことも十分起こりえます。
「保有した仮想通貨が半値まで下落した」なんても度々ありますので、初心者は必ず余剰資金でスタートしましょう!
仮想通貨を保有してからは、こちらのサイトで情報収集しています。
CoinPost
最後になりますが、本書には袋とじがついており「2025年まで注目すべきアルトコイン」が解説されています。
購入者特典なので、こちらはぜひお手に取ってご覧ください。
みなさまにも、よき仮想通貨ライフが訪れますように!
今回ご紹介した書籍はこちらです